忠誠心を示すように、誠意を体いっぱいで現すみたいに。
ボクが嫌だといった「モノ」をキミは捨てた。



あの時キミは言ったよね。もとから自分には必要ないものだったんだって。

誰かの為じゃなくて、自分の為に捨てるんだって。




あの時のボクは気づけなかったけど、キミはボクを守ってくれてたんだね。

ボクのせいで落とした「モノ」を、自らの意思で捨てるって言ってくれた。それは、落とした事を後悔しても、ボクに責任がかからないようにするためだったんだ。周りから非難されても、ボクのせいじゃなくするため。





いろんなモノからボクを守っててくれたんだね。