ボクはキミと出逢ってわかったんだ。人を好きになるという事は偽善的でこんなに恐ろしいこと。

でも、やっぱり愛は勝っちゃったんだ。





キミを好きになればなるほど、ボクは蝕まれていく。得体の知れない大きなものに飲み込まれていくみたいだった。傍に居たいとか分かち合いたいとかそういう感情が先に出てしまって、一番大事な事を忘れてしまってたんだ。想いが遠ければ遠いほど、ボクの体だけが走ってた。気持ちは最初の頃にどこかに捨ててしまったんだと思う。