ボクはキミだけが幸せになれればいいと思ってたけど、キミの幸せはボクにしか作れないと思ってた。


キミはとっくに一人で立っていたのに。
一人で戦えるくらい強くなっていたのに。




ボクは自分に何も残らなくても、傍に居られなくても、キミがただ幸せになる事なんて思いつきもしなかった。

結局自分の幸福しか考えてなかったんだ。






キミの傍に居られればボクは幸せ。
だから、キミもきっと幸せ。






そんな思い上がりを長い間続けていたんだと思うんだ。