……ホントのホントに子ども扱いだ。


「……」


僕が無言になると先輩は慌てて


「悪い意味じゃないよ。元気になってよかったってこと」


まぁ先輩は僕のこと心配してくれてるわけだし、最近は僕の食生活ちょっとよくないのかなぁと思うようになった。


だから


「ちゃんと朝食食べられるようになったよ」


そう言えば


「美味しそうにご飯たべてるもんね♪」


そんな他愛ない話をしながら僕と先輩が食事をするのは日課になっていた。


―ところ変わって教室―


朝食を済ませ、授業に出るために教室にいた。


「おっ、北条。おはよ!」


「今日もメシ食ってきたか?」


話しかけてきた二人は真木 亮司と志水 慧である。


僕がこのクラスになってからよく話しかけてくる。


前に先輩に周りを気にしなさすぎだと言われてから気にするようになった。


1年2年の時も話すクラスメイトはいたが必要事項などだった。


僕には必要無いと思っていたから…


でも、話しているうちに二人の性格などを知ることができた。


真木は明るいクラスのムードメーカーだ。


そして志水は穏やかで冷静だ。でも腹黒要素もありそう……