姫凛side

『ん~ん。眠い。』
静かな小鳥の鳴き声に起こされた私姫凛こと園田姫凛です。


私は園田財閥の社長園田総治[そうじ]の娘。つまり、令嬢ってわけ。
まぁ、そんながらじゃないけどね。
って誰にしゃべってんだか。


姫『まぁいいや。お腹すいたしご飯食べよ。』


そう言って姫凛はキングサイズのベッドから下り、制服に着替えて部屋を出た。


長い廊下を歩いて、蛇みたいな少し丸まっている階段を下り、リビングにむかった。