私は、決めた。



あなたのことは、忘れます。



そう、心で呟くと、今まで買った、雑誌や、ポスター…



それを、



全部紐でくくり、ゴミ出し場へと、持っていった。



最後の最後に…



私は、泣きじゃくった。



『ワァーン!!!…グスン…グスン…。』



私は、家までの道のりを全力疾走した。