「大丈夫、オレはミウのそばにいるよ……」


もう声もシグサも
ドラマのレイジをコピーして、
区別がつかないナイが
ワタシにそっと声をかける


「その顔でそんなこと言うなんてズルイよ」


ドラマに入り込んでるワタシは、
レイジ(いやナイか)にしがみついて
マジ泣きする


――レイジがここにいるよ……