“だって、詩音が酔った時もなんだかんだ看病してくれたのって、長谷川君だよ? 前から詩音のこと見てたってことじゃん” “・・・私、由貴に言って無いこといっぱいあるね。いいよ、なんでも答えるから、質問して?” なんか、変な意地張るのも可笑しくなってきた。 だって、由貴は私自身を見てくれたから。