“――……、バレー部”


“――――”


気まずい沈黙が流れる。


“じゃあ直、明日も頑張ってね”

そんな雰囲気に耐え切れなくなって、私は平然を装って海へと向かった。


ねぇ、もし私が人魚姫なら、待っているのはバッドエンドだけでしょ?

それなら今ここで正体がばれても良いかもしれないと思うのは、私の甘えなのかな・・・?