それから数分自力で頑張ったけど、脱げなくて。 “詩音、終わった?” とうとう外から声が掛けられてしまった。 ああ、頼むしかないよね。 “まだ。ってかこのドレス脱げないから。ちょっと直、助けて” “なんだよ?” 直が怪訝そうな顔をしてこちらに来た。 “後ろのチャック開けて。由貴が意地悪して恥ずしてくれなかった” もう、恥ずかしくて死にそう。 それなのに、 “なあ、詩音。このままシても良い?”