もう~好きって言ってよ!愛してるって言ってよぉ~

飲み代は御馳走してくれた

『ハルキ君、ユウヤ君、御馳走様』


メイもお礼を言った


店を出るとメイはハルキ君と並んで歩いた


自然と私もユウヤ君と並んで歩いた


私は道路側を歩いていた


すると…

『美穂ちゃん危ないから女の子は、こっち側』

ヤバいじゃん


たった一言だったけどユウヤ君は私を女の子扱いしてくれた


凄く嬉しくて心臓はドキドキ


それだけでは無かった


酔っていた私は転びそうになった


ユウヤ君は、さっと手を出してくれて私は転ばずにすんだ


何で…優しくする?


私…期待しちゃうじゃん



私の直感は当たり…?


カラオケボックスまでの道のりは、わずか5分



好きから大好きに変わった道のりだった