「ゆら…、放し…てっ…」

喘ぎ喘ぎ懇願する准を無視してペースを上げる。
「駄目だ…って…イクっ!」
「ちょうだい?」
くわえながらモゴモゴと言うのと同時に、勢い良く温かいものが口内に放たれた。
口の端に垂れた白濁色の液体を舐めとって飲み下す。美味しくはないけど、耐え難い味というわけでもない。
「…んなもん…飲むな…よ」
頬を朱に染める准。
「そんなに良かった?」
訊くと「ばぁか」と頭を叩かれた。
「つーかその格好ヤラシイ」
言われて自分の姿を見てみると、羽織っただけのシャツに、ブラから中途半端にはみ出てワイヤーに押し潰されている胸。スカートは捲れ上がっている。

赤面していると、「おいで」と腰を抱き寄せられて布団の中に絡め取られた。