――――――――チュンチュン.....



小鳥のさえずりが聞こえ
私は眼を覚ました。
隣には愛おしい人……
昨日起こったことを思い出して
顔がほてっていく。



「おはよう桃花」

『おっおはよう馨』


突然目を覚ました馨は…
とても幸せそうな笑みで
私に声をかけた。



「体……大丈夫か?」


『だいじょ-ぶ…』


体を動かすたびに腹部がチクッといたみだす
そのたびに昨夜の光景を思い出す



まともに馨の顔が見れないでいると
突如体が引き寄せられた



『きゃっ!!』

「なんでこっち見ないんだよ」

『だっだって…』



体を抱き締める腕に力がこもる



「俺…すげ-幸せ」