「ん?」

気が付くと、あたりが明るい。

どうやら、朝らしい。

どうやら、床で気絶していたようだ。



深夜の出来事が夢だったのか?それとも現実だったのか?


小春の頭は混乱していた。


その後、自室のドアの外を恐る恐る調べてみた。

しかし、何もない。



あの女は一体何だったのか?何の主旨で自分の前に現れたのか?


真実は分からぬままだった。