「おいッ!!!お前 聞いているのか!?」




彼女は可愛らしい格好とは裏腹に

強い口調でそう言った。






そりゃ…聞いてますけど…




この子供…どっから来たんだ??





「ねぇ君…??

迷子??


って…ここ学校だし…

迷子っつうのはおかしいか…」



俺は辺りを見渡したが

この子のお母さんらしき人はいない。







まぁ…当たり前か…







すると





彼女は怪訝そうに言った。