「んーーでも…そうね、モデルがいいかしら?スタイルいいし。」


「え。スタイル?」



「うんうん。どう?モデル。」


「んーーーーー…」

私はちょっと考えていた。


歌は下手だし…


演技も上手くない。となったら…


「はい。モデルで、よろしくお願いします。」


しかないよね。




「わかったわ。じゃあ、あとは事務所はこっちで決めていいかしら?」


「はい、お願いします。」


「うん、よし。帰っていいわよ。」


学園長は嬉しそうにいった。


「はーい。失礼しました。」


私はまた重たいドアをあけて学園長室を出た。