真北 大輔。



私の好きな人。

スポーツできて、勉強できて、優しくて…とにかくかっこいい。





でも、人気者だから、私には同じクラスでも手が届かない存在。


だって私は…





私はしゅん…と肩をさげた。



私と香里の話を聞いていた人がいたなんて


私は気づかなかった。