「みんな、おはよう」 「「おはよう哲くん」」 まあ、王子キャラでいくけれどもさ。 すると俺の前にたっていた女の子がバッと振り返った。 やっぱり… あのこだ。 ・・・ 空港のあのこ。 「どうしたの?」 俺は気づいてない素振りをした。 だって、俺だけ覚えてるのって、なんかかっこわりぃじゃん… 「あ、いやなんでもありません…すみません」 「くすっなんであやまんの?」 ほんとこのこは謝ってばっかり。