先生が勝手に決めた種目にはやっぱり反対する人もいた。
特に男子の反対がすごくて先生は渋々次の授業の始めに意見を聞くって言ってた。
「泉。
さっき廊下で聖弥が話してるの聞いた。
秋吉とバスケで勝負するってさ。」
短い休み時間が終わろうとしていた頃。
満が聖ちゃんと建斗の話の内容を淡々と話してくれた。
「何それ~
聖弥って泉と何かあるわけ?」
いきなり話に入ってきたのは翔。
「やっぱり?
俺黙って協力する~」
拓也も翔の後ろから出てきた。
「てめぇら席つけや~」
「せんせぇ~
俺らバスケね!」
先生が入ってきてすぐ2人は聖ちゃんの肩に腕を回して騒ぐ。
その後の3人のやり取りを見て思わず笑っちゃった。
なんか見てるだけで幸せになれる。
でもそれは3人を見てるから?
聖ちゃんが笑ってるから?
ヴーヴー
少し落ち込んできた私のポケットの中で携帯が震える。
【泉考えるな
満】
席が離れて授業中に話せなくなった満がメールをくれた。
満の優しさに泣きそうになる。
いつからこんなに泣き虫になったっけ?
特に男子の反対がすごくて先生は渋々次の授業の始めに意見を聞くって言ってた。
「泉。
さっき廊下で聖弥が話してるの聞いた。
秋吉とバスケで勝負するってさ。」
短い休み時間が終わろうとしていた頃。
満が聖ちゃんと建斗の話の内容を淡々と話してくれた。
「何それ~
聖弥って泉と何かあるわけ?」
いきなり話に入ってきたのは翔。
「やっぱり?
俺黙って協力する~」
拓也も翔の後ろから出てきた。
「てめぇら席つけや~」
「せんせぇ~
俺らバスケね!」
先生が入ってきてすぐ2人は聖ちゃんの肩に腕を回して騒ぐ。
その後の3人のやり取りを見て思わず笑っちゃった。
なんか見てるだけで幸せになれる。
でもそれは3人を見てるから?
聖ちゃんが笑ってるから?
ヴーヴー
少し落ち込んできた私のポケットの中で携帯が震える。
【泉考えるな
満】
席が離れて授業中に話せなくなった満がメールをくれた。
満の優しさに泣きそうになる。
いつからこんなに泣き虫になったっけ?