聞こえなくていい。 聞かないでいい。 でも…言わないで―― 「壊せないのは弱いだけ。 …ッあの時のように 突き放せばいい」 「 」 違う――… 優兄が突き放したんじゃない。 “私”が突き放したんだ―――… 「違う…違う…!」 「レイン!?」 突然走り出した恵。 屋上から姿を消した後、 忽然と雨は降り出した。 私は…罪に塗れし人間。