「じゃ、次ぎあうのは始業式だな」 「うん」 キャンプも終わり、 恵の家の前で車は止まっている。 母親同士の会話で立ち止まっているのだ。 「生徒会の役員って 誰が決めるの?」 「先生達」 「え?」 ホントですか?と言うような 疑いの眼差しで優介を見る恵。 焦った優介はすぐ返答した。 「ホントだから。 職員会議で決定すんの」 「そう…じゃぁ誰か何するかってことは 私たちには分からないのね」 「そういうこと」 車に乗り込む優介。 恵はただその姿を見つめるだけだった。