何度前を向いても、 何度忘れようとしても その紐は取れることがなかった。 近づけて、自らの手で 壊したのは誰だ―――… 振り返りたくはなかった。 言葉に反応しては駄目だと思った。 しかしそれはあまりにも残酷で、 いつか…忘れてしまうことさえも 怖くなっていた。