†君、男~Memory.. limit of grief~


何度前を向いても、
何度忘れようとしても


その紐は取れることがなかった。



近づけて、自らの手で
壊したのは誰だ―――…



振り返りたくはなかった。
言葉に反応しては駄目だと思った。


しかしそれはあまりにも残酷で、
いつか…忘れてしまうことさえも
怖くなっていた。