pinkの階段

「この場合ってファーストキッスの相手は
 覚えてないけどオレになるわけで

 次キスする相手は覚えてるかぎりでは
 初めてなんだけど、ファーストキッスじゃない
 ってワケなんだよな。」


んんん・・・。


『頭が絡まる・・・。』


そうか・・・、私のファーストキッスの相手は
浩クンなんだ。

もぅ終わっちゃったんだ。


「あっ―――・・・」


浩クンが突然声を出すからビックリした。


『どぅしたの???』


チロっと私を見る浩クン。