「自己紹介が遅れました。 わたくし東城海斗です。」 「山村あんなです。 お招きありがとうございます。」 「西河(にしかわ)省吾です。」 2人でかるく挨拶をして 席に座るよう言われた。 「あんな様祖父の話は 聞いておられますか。」 「はい。なんとなく・・・・・」 海斗さんはあたしたちより大人で かなり歳の離れていそうだった。 25、6かな? 「実はわたくしの父は あなたの御祖父様の会社を売却し 自分の子供を社長にさせようと。」 はあ。