「え?…あ、うん。今日、友達も彼氏んちから帰る途中に、言われたんだ」
「『友達の彼氏んち』?」
片岡君が首を捻った
「うん、友達の彼氏が一人暮らしをしてるんだけど、その人が旅行でいないから、短大のメンバーで集まって、遊んだの」
飲み明かした…とは言えなかった
そんなに飲んでないし、いろんな話をしながらケラケラと笑って、疲れ果てて朝方眠ったって感じだったし
「そうですか」
「うん。茉莉、寺島君と全然、連絡が取れないんだって。メールしても、電話しても、返事がないみたいで、しかも生理も来てないみたい。だから不安になってた。不安になってたから、きっとあたしにあんなことを言ったんだろうけど。ちょっと、キツいよね」
あたしは苦笑した
「葉南さんのせいじゃないですよ。それに寺島はもう…茉莉って人には連絡しないと思います。そういう奴ですから」
片岡君が、冷たい眼差しで口にする
あたしは片岡君の横顔を見つめた
まっすぐに前を向いたまま、暗闇を片岡君は見ている
「そういう奴って?」
あたしの質問に、片岡君が『ふん』と鼻を鳴らして笑う
バイト先で見る優しい片岡君ではなくて、ダークな顔つきな片岡君が、にやりとほほ笑んだ
「『友達の彼氏んち』?」
片岡君が首を捻った
「うん、友達の彼氏が一人暮らしをしてるんだけど、その人が旅行でいないから、短大のメンバーで集まって、遊んだの」
飲み明かした…とは言えなかった
そんなに飲んでないし、いろんな話をしながらケラケラと笑って、疲れ果てて朝方眠ったって感じだったし
「そうですか」
「うん。茉莉、寺島君と全然、連絡が取れないんだって。メールしても、電話しても、返事がないみたいで、しかも生理も来てないみたい。だから不安になってた。不安になってたから、きっとあたしにあんなことを言ったんだろうけど。ちょっと、キツいよね」
あたしは苦笑した
「葉南さんのせいじゃないですよ。それに寺島はもう…茉莉って人には連絡しないと思います。そういう奴ですから」
片岡君が、冷たい眼差しで口にする
あたしは片岡君の横顔を見つめた
まっすぐに前を向いたまま、暗闇を片岡君は見ている
「そういう奴って?」
あたしの質問に、片岡君が『ふん』と鼻を鳴らして笑う
バイト先で見る優しい片岡君ではなくて、ダークな顔つきな片岡君が、にやりとほほ笑んだ

