「さーて、帰りますかぁー」 大きな伸びをして、運転席のドアを開けた柳瀬さん。 やれやれ、やっと帰れるのか。なんて喜んでいたのに。 またしてもあたしは。 あたし達は。 窮地に追いやられることとなった。 「送るから、二人とも乗ってけよ」 …まずい。 あたしと大和の秘密…バレちゃう!!!!!