一:「何乗りたい?」


梨:「あれ乗りたい☆」

梨紗が元気よく指差した乗り物は
時折嬌声の聞こえるジェットコースターだった


一:「じゃあ並ぼっか。」


梨:「うん☆」



平日とはいえ遊園地には人が多かった

一磨はふと、隣を見ると梨紗がいないことに気がついた

梨紗はすぐ近くにいたが一磨に気がついてなかったので梨紗の手を掴んだ