「ゆ、ゆうき!?」 「めぐみ!?」 声がした方を見てみたら、こいつ、西村祐希がびっくりした顔でこっちを見ていた。 「まさか、ゆうきも…」 「3組だよ。」 「えぇ~!?うそ…。中学校では離れられると思ってたのに!」 家が隣同士という事もあって、私とゆうきは赤ちゃんの時からずっと一緒だ。 何故か、幼稚園でも小学校でもクラスが同じだった。