夜明けを待って

「死んで分かる奴と、分からない奴といるさ」


達也が冷たく言い放つ。


「お前何しけてんだ」

「しけちゃいねえさ…考え事だ」


店の中は今日も忙しなくて、あたしは一言だけ言って違う席へ遷った。


達也と隼人はバイトの女の子と談笑している。


会社の重役の席じゃ、酔えるものも酔えない。


今日は本当にかったるい。