夜明けを待って

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「お前そりゃあ…子供からすりゃ辛いやろ。」


いつもと変わらず芋焼酎をストレートで煽る達也を横目で睨む。


「分かってやってんだろうが。」


こいつの酒の強さだけは尋常じゃない。


一緒に来ている隼人は水割りなのに、お構い無しでストレート。


「あたしが死んだら…分かるんかねえ」

「ママ、何言ってんですか??」


バイトの女の子が怪訝な顔で覗きこんできた。


「ちょっと思っただけやで。」


達也がじっと見つめる視線が痛い。


「縁起でもねえ事言ってんじゃねえぞ、志音」


隼人が少し怒り気味に言った。