「じゃあ先にご飯食べるもん」
いーってちぃにやれば、一つ小さなため息と共にちぃはベッドに沈む。
「……ごめん、みどり」
いっいきなり落ち込まれてもこまるんだけどっ。
「タツキさん何したの?」
「……タツキの一つ年下で可愛い感じの須藤先生っているでしょ? 最近凄く仲良くて……別に仲良くすることはいいのよ。でも、タツキを学校で見かける時にはいつも隣に須藤先生がいて。 しまいには付き合ってるんじゃないかって噂まで出るくらい……」
今にも泣きだしそうなちぃの声はあたしにしか聞こえないか細い声。
「須藤先生って背が低くて可愛い顔付きでしょ? ………私とは真逆。だから、タツキは可愛い彼女が良いんじゃないかって」
「タツキさんはちぃがなんで元気ないか分かってるの?」
静かに首を横に振るちぃは体を動かしてうつ伏せから仰向けに。
その横顔はひどく寂しそうで、瞳がゆらゆら揺れている。
それがあたしの方へ傾き、かちりと視線が合ったと思ったら、世界三大美女もビックリの悩殺スマイ――
「ねえ、タクとはどうなのよ?」
――瞬殺スマイルゥゥゥウウ!!!

