三人のカンケイ

「叶夜君と同じ部活が良かった…」

私は呟いた。

「一年生タイム測るよ」


先輩達が呼んだので、一年生は集まった。


「最初は…愛崎さん」
やっぱり最初よね…

ほとんどあきらめたけど。

「位置について…スタート」

合図と共に走った。

勿論全速力。


「…速い…」