ブレイク

「シン、一体どうなっているんだ!?
さっきの…襲ってきた奴ら、何なんだよ!?
本当にリンは殺されたのか!?
なあ、何でだよっ!」

シンに詰め寄ると、シンは静かに言った。

「落ち着け、ハヤト。

知っている事は全部話そう…。」

「ハヤトさんどうぞ。

飲むと落ち着きますよ。」

ハルキから紙コップに入った熱いコーヒーが手渡された。

受け取ったコーヒーに口をつけると、芳ばしい香りと、独特の苦味が口の中に広がった。

「落ち着いたか…?」

「ああ…」。

ほんとは落ち着いてなどいなかったが、そう答えた。

話を聞かなきゃいけない。

シンはふうっ…と息を吐き出すと、コーヒーの入ったカップを床に置き、語り出した。