だが、明日は収容所に連れて行かれるという前の夜、俺達にとても優しかった伯母が訪ねてきた。
「ハヤト、リン、今から伯母ちゃんが言う事、よく聞いてね。
…まだ2人とも小さいのに、こんな事になってしまって…
…本当に可哀相に…
…本当はうちで引き取ってあげたかったけど、どうしても無理だったの…。
ごめんなさい…。」
「伯母さん…」
「おばちゃん…」
「それでね、ここからが大切よ。
あなた達は明日から施設に行くことになっているけど、そこへは絶対に行ってはダメ。」
「でも、おじちゃん達がそこに行ったらお友達がいっぱいできるって言ってたよ。」
リンが口をはさんだが、伯母さんはゆっくりと首を横に振った。
「違うのよ。
それは全部ウソ。
…辛い事を言うようだけど、そこに行けば2人とも殺されてしまうわ。
そこは、あなた達みたいな子を殺す為の施設なの…。」
「ハヤト、リン、今から伯母ちゃんが言う事、よく聞いてね。
…まだ2人とも小さいのに、こんな事になってしまって…
…本当に可哀相に…
…本当はうちで引き取ってあげたかったけど、どうしても無理だったの…。
ごめんなさい…。」
「伯母さん…」
「おばちゃん…」
「それでね、ここからが大切よ。
あなた達は明日から施設に行くことになっているけど、そこへは絶対に行ってはダメ。」
「でも、おじちゃん達がそこに行ったらお友達がいっぱいできるって言ってたよ。」
リンが口をはさんだが、伯母さんはゆっくりと首を横に振った。
「違うのよ。
それは全部ウソ。
…辛い事を言うようだけど、そこに行けば2人とも殺されてしまうわ。
そこは、あなた達みたいな子を殺す為の施設なの…。」



