「で?今日も一緒に登校しよって言えなかったわけだ。」

「だって…朝からかっこいい笑顔を見せるから…」

「それ,理由になんなくない!?」

親友の
本郷 菜摘。

あたしが優也兄ちゃんを好きな事を知っている唯一の人!


「絶対無理だょー!ライバル多すぎるもん…」

「もー!ネガティブになっちゃダメでしょ!!先輩あんな近くにいれるのって柚菜しかいないんだょ!」

たしかにそうなのかもしれない…