「あの歌さ…ほんとは こないだの文化祭で美桜の 前で歌うつもりだったんだ。」 あたし…そのとき俊太の 歌…聞いてなかった。 「結婚してもさ…俺… 忙しくて美桜に何にも してやれなくてさ… いつお前に離婚届け 持ってこられるんだろう って思ってたんだ。」 離婚届けなんてっ… 出せるわけないよ… 愛してるのに。 「だから…せめて歌で 美桜への想い言いたかった。」 「そんなことしなくても あたしは俊太が好きだよ??」 チュッ─…