「……ヒック……俊太ぁっ…

あのこの事っ…

好きっ…なの…っ??」

あたしは嗚咽まじりに

俊太にそう聞いた。

「あのこって…??」

「今日っ…会った生徒っ…」

「もしかして…相沢のこと??」

あのこ…相沢って言うんだ…

「多、分っ…そのこッ…」

「相沢は別にただの生徒だ。

あ…もしかして…

今日のあれ見てた…??」

あれって何…??

告白…??ちゃんと…言ってよ…

ねぇっ─…