「せんせー、ごめんねぇ」 夕月は、教室にはいってもう楽しそうに笑っている。 うーん・・1時間目はさぼろうかな? おくれて入るのイヤだしな。 そう思いながら、保健室に向かって洸輝は歩き出す。 それにしても、 「あいかわらず、可愛いなぁ。夕月ちゃん。」 変わらない幼馴染を思い浮かべて、微笑む。 見るものを、誘惑する天使のような笑みで。 「ふわあぁ~」 ねむたいなぁ~。