茜がこっちの世界に戻って来るのを待ち


「晩ごはん作ろうか」

と言って二人で作って夕飯を食べた。


そうして夜になり、僕たちは今まさに寝ようとしていた。


「茜、おいで」


そう言って両手を広げてみた。


茜は恥ずかしそうにしていたけれど僕の腕の中へ来てくれた。


僕も茜を抱きしめてベッドに入った。


「おやすみ」


と言いながら僕は唇にキスをした。


茜は恥ずかしさからか胸に顔を埋めながら


「おやすみ」


と言った。


二人はお互いに抱きあいながら、幸せそうに眠りに着いた。


本当に幸せ


キミをてにいれると誓っていたけれど


こんなにはやく好きになってもらえるなんて


僕の人生もまんざらじゃないな♪