「はいはい。遊ぼうか」

「…おぉっ」

「てかなにで遊ぶのか決めたのか?」

「「…まだ」」

「それで喧嘩してたのか…(ボソッ)」

「じゃあ何する?」

「……大人の遊び?(笑)」
「はい。慎くん却下」

「鬼ごっこ!」

「嫌ですよ。汗かきたくありませんし、託也さん…動けないから」

「はぁ?!俺動けるから」

「あらそうでしたか(笑)てっきり動けないかと…(笑)」

「でも託ちゃん…」

「それ以上言うな!!」

「まぁまぁ(笑)何する?」

「うーん…」

「はい。プールの時間ですよ〜」

「ちっ…」

「慎くん…怖いよ」

「プールかぁ…楽しみだね」

「…」

「あれ?託也くん?顔が…」

「大丈夫ですよ。いつものことなんで」

「え?そうなの?」

「俺なら俺ならきっと大丈夫…(ボソッ)」

「………(苦笑)」

「着替えたよ先生〜!俺偉い?俺偉い?」

「うん!偉いね」

「やったぁ!誉められた」

「馬鹿じゃないですか?そしたらみんな着替えてるよ」

「………馬鹿じゃないもん」

「…ん…っはぁ〜おはよー」

「リーダー起きた」

「いたんだ(笑)」

「慎くんそれはリーダーに失礼だよ(笑)でも忘れるよね(ボソッ)」

「にぃ…………」

「なんか相川さんのせいでにぃってセンスのない変なあだ名がついたじゃないですかぁ」

「いいじゃん!いいじゃん!」

「じゃあ相川さんは…あいばか!」

「なんか…あれみたいだね(笑)忘れたけど」

「託也さん……」

「なに?」

「リーダーにかまってあげなきゃ(笑)おじさん後ろで寂しそうだよ(笑)」

「え?俺?」

「あなた以外に誰が…」

「お前」

「俺は嫌(笑)だってあいばかのお世話でいっぱいいっぱい」

「てかみんな遊んでる…」

「先生まで(笑)」

「みんな早く〜!」

「俺行く〜(笑)」

「てことで!先に行くわ」

「あっずる…」