まぁ、みなさん、フレンドリーなのね。



いまだかつて、そういう挨拶した先輩方々、いなかったわよ。


なんだか、恐ろしい子たちだわ。


福子は心の中でそう思いながら…


『ちょっと、桜木さん、ムーンさん、私たち、二階にあがってくるから、まだ、来てない人がいるので、みんなで挨拶しといて、ちょうだい。』



と、言う言葉を残し、福子は、掃除のおばちゃん二人をひきつれて、慌てて二階に走っていった。



「ブゥブゥブゥ」



ぷっ…まだ慣れない…



さっそく、きたぁ。