『俺、片想いかもしれない…』



ウソ……そりゃあないだろっ!!



『俺、初めてなんだぁ。こんなドキドキしてるの』


誰だっていうの??私??私??



『そいつに初めてあったとき、こいつを俺の色にそめてぃ〜って、おろおろして、可愛いし、愛しいなぁ、って思って。』


仁が歩きだした。


ここちゃん、りんちゃん、ゆずちゃんの視線をすり抜け、おまけに、私を無視して…



『俺と…付き合ってください…』