目が、ギンギンに開いてて、あまり眠れなかった。


遠くの方で福子の笑う声が聞こえてくる。



うっ、耳が変だ。



気のせいか、福子の笑い声が……

これは、夢なのか…!



ピッピッピッピッピッ



あ〜ん、何か鳴ってる。


ピッピッピッピッピッ


もう、目覚まし〜?


一瞬、家にいる錯覚をしたけど、隣のベットで寝ている、とみ子を見て、我にかえった。