はぁぁぁぁ〜…



「もぅ!!朝から美人がため息ついたらどうしたの〜って男子どもがくるわよ!」



「ンなこと言ったってえ…」

そんなこと言われたって…あたしには何もできないんだってばあ…


「もうやだ!!!」


机に伏せたあたしを見て美華はツンツンあたしをつついてた。


「ンも〜しょうがないなあ!聞いてあげるから、話してみなあ??」



美華がスッかけてもあたしが反応なしだから、あたしが落ち込んでる理由を聞こうと思ったんだ。



「あのね、っと…その前に!この話は誰にもいっちゃダメだよ!」


あたしがそう言うと美華は
「もち!!」

ニコッと笑って言った。


あたしはいつもこの笑顔に励まされる


可愛い美華の顔がさらに可愛くなる瞬間


あたしはその笑顔を尊敬する

あたしもあんな風に笑えたら…

素直だったら…



「えっ!ちょっ!ちょっとお麻妃〜なんで泣いてんの〜」


「え?」


あたしはほっぺたを触ってみた。

すると、手に生暖かい水滴がついた


あたし、


泣いてたんだ…


「麻妃?あたし、聞かない方がいい??」


「いっいいよ!むしろ、聞いてほしい!!」

あたしには今、助けが必要だ。

「ぷっ!なにむしろって〜」

「ンじゃあ、話すよ??」


「うん」


そしてあたしは、剛ちゃんに恋をしたときのことから今までのことを全部話した