「ゆーじ兄ちゃんこそ、何?」 するとゆーじ兄ちゃんの 後ろや隣りにいた友達たちが 笑いはじめた。 「ぎゃはは!祐二!妹くどいてるし!」 「あそこに可愛い子いるとか後ろ姿だけで言うから何事かと思ったし」 ぼろくそだ。 「うるさーい!黙れ!」 ゆーじ兄ちゃんが言っても 全くもって怖くない。 「とりあえず、中はいろ!ゆーじ兄ちゃんばいばーい」 あたしはゆーじ兄ちゃん達から 早くも逃げたくて千波や太一くん 紫音に悠大くんと・・南くんを 連れ中に入った。