「あ~、なんでこんな日の昼休みに委員会なんてあるのよ!」

そう言いながら、私は特別教室に向かって廊下を走っていた。

特別教室という名のただの空き教室は、私の教室がある所とは別の校舎の端っこ、しかも最上階にあるから急がないと遅刻だ。

なんとか時間ギリギリで特別教室に飛び込むと席はほとんど埋まってて、私は一番後ろの空いてる席に座った。