昼休み…


「だからありえないって!!ムリだ」

「そんなのやってみなきゃ分かんねーだろ!?」

「解るだろ!!こんな弱小チーム」

「だから今から練習しようぜ!!」



っ…うるせーな…
渚はやっぱりいつものように眠っていた

その隣で璃夏は雑誌を読んでいた


今ケンカしているのは学校でも有名な弱小チームの野球部である

「あぁ!!!うるさい!!」

ガタッと席を立つと璃夏がビックリした目で私を見た。まず私が起きたコトに対しての驚きが大きかったはずだ

「渚!?どしたの」

「廊下でギャァギャァやられちゃ寝てらんねーよ」


私は廊下に出て

「ちょっと!!人が教室で爆睡してるの判ってる!?ケンカなら外でやんなさいよ」