Boy Friend



「・・・ポスター、
今日も手伝って?」




あたしは、美羽の言葉を
無視して言った。




「・・・・わかった」



美羽もあたしの話に乗る。



「なぁ、芦田」




突然、懐かしい声に
呼ばれた。




「・・・秋本くん」


秋本くんだった。



「ちょっといい?」




「あ、うん・・・」





秋本くんに呼び出された
あたし。







「・・・何?」



階段の裏で話す。




「あのさー、これって
本当??」



秋本くんがあたしの
顔の前にポスターを
差し出す。


「・・・・うん」