「でも、今日さ・・・

もう11日だよ?」




間に合わないよ・・・









ガラッ




「楊ちゃんーーー!!!!」



突然、教室のドアが開き、

あたしの名前を呼ぶ声が。




「・・・松田先輩」



先輩の手にはポスターが。





「俺、楊ちゃんの彼氏に
なりたい!!!!!」




大声で言った。




クラスのみんなが
あたしを見る。




「先輩、ごめんなさい。」




「・・・・へ?」



気の抜けた声。


まだ理解できてない先輩。