「・・・・楊?」






茉莉ちゃんが寝ている
あたしに呼びかける。






「・・・・・・・」






無視するあたし。






「朝食、届いたよ?」




「・・・・・・・」






「・・・先、食べてるね?」







バタンッ





扉が閉まる音を確認して、

あたしはゆっくり、


自分のベッドから起きる。